私が通っていた中学校・高校のテスト赤点は30点。
他の学校については知らないが、100点満点中30点が赤点だろうと赤点じゃなくても良くない点数というのは共通認識だろう。
自分自身の学生時代を思い出すと成績は悪い方ではなかったが、唯一赤点を取る科目があった。
もう察していると思うが、それは英語。
聞くのも書くのもてんでダメ
テストで赤点を取ったり、受験に失敗したりするたびに「テストに英語がなければ・・・」と思う日々。
英語が出来ないので当然海外旅行に興味はなく恐怖しかなかったし、英語を少しでも使うような仕事にも興味はなかった。
幸い日本は一生英語を使えないというささやかな覚悟をするだけで生きていける。
その覚悟があれば問題なく日常生活を送れるし、英語を使わない仕事に就職も出来る。
世界が少しばかり狭まるなんて些細な事である。
そんな自分の本心なのか強がりなのかわからない事を思いながら生活してきたのが私だ。
そんな私に「もしも英語が使えたら?」と聞くなら答えよう。
答えは簡単。
「英語を使うよ!」
だって飢えてるんだから。英語に飢えてるんだから。
全く・・・英語使えずに何年過ごしてきたと思ってるんだ!
英語が使えるなら挨拶は英語でするし、道に迷っている外国人がいたらめっちゃ話しかけるし、お金さえあれば海外旅行に行く。
そんな感じで今まで出来なかった英語でのコミュニケーションと広がった世界を満喫するのだ。
でも1番やりたいことはこれではない。
私が英語を使えるようになって1番やりたい事はこれだ。
「娘と一緒に英語を楽しむ」
これに尽きる。娘が英語を使えるようにして将来困らないようにしたいのだ。
英語を使えるようになるには、使わないと英語は身につかない。
シンプルなロジック。
日本は英語を使える人が少ない。
身近にいるというのはとても稀だ。
そんな現状の中、親の私自身が英語を使えるようになれるならこれほどラッキーというか嬉しい事はない。
普段の何気ない日本語での会話が英語だとどうなるのか?
そんなコミュニケーションを楽しみながら娘が英語を学べたら最高ではないか。
英語が使えるなんて夢が広がる。
というか夢が叶うといいなぁ。