突然だけど「好きなお酒なんですか?」と聞かれたら私は「テキーラ」と答える。
趣味嗜好はそれぞれであるから、テキーラの美味しさをゴリ押しするつもりはない。
なぜかいつもない
ただ、昔テキーラに関しての事で疑問に思ったことがあった。
テキーラがコンビニで売ってない。
他の強いお酒、ウォッカやジン、ウィスキー等は定番で売っている。
だが、いつもテキーラだけない。
まぁコンビニ以外であれば難なく手に入れることができるから、事を荒立てることもなく過ごしていた。
そのうちにお酒もやめた。
やめても全然辛くないから私は本当の酒好きではなかったみたいだ。
だが疑問は、現在も進行中。
コンビニに行くとなんとなくお酒のコーナーを覗いてしまう。
探してみるも今現在もコンビニの棚を見てもテキーラはない。
考察
ここいらでテキーラがコンビニで売ってないことについての考察をしてみようと思った。
お酒のことを考えてたわけでもなく、急に思い立つのだから人間ってのはわからないもんだ。
思考を巡らせる中で仮説を3つ用意した。
一つ一つ見てみよう。
仮説1:コンビニのお偉いさんが昔パリピにひどい目に合わされた。
テキーラ=パリピというのも短絡的な考えてというか思考であるが、根強く結びつきがあるのも事実だ。
パリピの象徴であるテキーラを封じるほどの何かがコンビニ業界のお偉い方に起きたのだ。
そして「せーの」って言って一斉にテキーラを売らない方針に舵をとったという説だ。
何をされたかは、完全に想像するしかないが「ピカピカ光る派手なメガネをかけさせられた」か「変なニックネームをつけられ終始その名で呼ばれた」もしくは「定期的にバイブスって言え!って強要された」あたりか。
否定する材料があまりなく有力な説である。
パリピは、良い奴も多いが、悪い奴もいる。
仮説2:実は売ってる。
私の今まで生きてきた生活範囲のコンビニ以外では普通に売ってるという説。
自分の常識が世間では非常識だったということだ。
これは立証がなかなか難しい。
足を伸ばしてコンビニでテキーラを見つけられれば成立するのだが、見つからないことはこの仮説の否定にならない。
たまたまなかっただけ、別の店舗にはあるという可能性を残してしまう。
口コミでも実際に私がテキーラの存在を目にしたわけじゃないから立証とはならず、私が情報をもとに全国のコンビニにで向いて確認する羽目になる。
それはそれで楽しそうだが、時間がない。
貧乏暇なしである。
コンビニのお偉い方が「せーの」って言ってテキーラがないことを一斉に正式発表すれば否定されるのだが、たった1人の馬鹿のためにそんなことをするほど暇ではないだろう。
コンビニのお偉い方は、貧乏ではないが単純に忙しい。
現代社会は貧乏だろうがお金持ちだろうが暇を作るのは難しいのだ。
馬鹿が諦めるのが先か、お偉い方が馬鹿になるのが先かの勝負。
と言うわけでこの仮説は保留扱い。
仮説3:そんな余裕がない。
「うちは酒屋じゃないんだ!なんでも置くなと思うなよ!」とお叱りの声がコンビニ業界から聞こえて来そうだ。
そう、店舗の広さ、棚の数には限りがある。
なんでもかんでも商品を置く余裕などない。
餅は餅屋じゃないが、酒屋やスーパーで手に入るのだ。
コンビニが無理してなんでも揃える必要はない。
今コンビニで並んでるラインナップは長年の我々のニーズを調査した結果の賜物。
いわば一軍なのだ。
我らがテキーラは敗れた...。
というかなぜ敗れた。
理由は他のお酒と比較してみると浮き彫りになる。
ユーティリティプレイヤーじゃないのだ。
テキーラと同じぐらいの度数のお酒であるウォッカやジン、ウイスキー等。
これらは割って飲むことが多いお酒である。
割るということはコンビニでソーダや水、氷といったものも一緒に売れるのだ。
ちびちび飲んでおつまみも食べるので、そちらも購買意欲を駆り立てる。
一方、テキーラは単体をショットで一気に飲み干すことが多い。
そういった愛すべき飲み方の文化であるが、ゆえに他の商品との結びつきが弱くなってしまう。
売れてレモンやライムだが、コンビニであまり置いてあるものではない。
まぁテキーラの味が劣ってるわけでないく安心した。
というかこの仮説が当たってる感じで書いたが、全然違うかもしれない。
恥ずかしいから違ってもそっとしておいて欲しい。
考察まとめ
3つの仮説からコンビニでテキーラが売ってないことについての考察をしてきた。
どれも有力な説で有意義な時間であった...
結論としてはコンビニでテキーラ売ってる売ってないとか気にしないで、みんな好きなものを飲もう。
テキーラ興味あるって人は下記におすすめを貼っておきます。
スタンダードで飲みやすいクエルボをどうぞご賞味あれ。