スーパー雑記

好きな事を書くぜ

自動販売機のネクターって誰が買ってるの?

朝のニュースで上島竜兵さんが亡くなったと聞いた休日に妻とスーパーマーケットに買い物へ。

悲しいニュースに気持ちが落ち込んでいたが、気を許せる人と美味いラーメンを食べて、のんびりドライブしてからのスーパーマーケットは実に休日らしくリラックスして過ごす事が出来た。

スーパーマーケットに着いた時刻は14:30ぐらい。昼食のラーメンをしっかり頂いたので喉が乾いてきた。幸い大きなスーパーマーケットだったので自動販売機があったのでコーヒーと烏龍茶を買って水分補給を。

 

「あー美味い」

 

休日ここに極まり。

ふともう一度自動販売機のラインナップを見てみる。

炭酸飲料からスポーツドリンク、お茶系からエナジードリンクと幅広い。

そんな中、一つのドリンクに目が止まった。

 

ネクター

 

説明不要の桃のジュース。

「そういや自動販売機でネクター買っている人に会った事ないな」

と声に出すと妻が「私好きだよ」と言った。そりゃあれば飲むのだろうけれど、自動販売機で妻がネクター買っているのをみたことがない。

誰も買わないのに自動販売機のラインナップに並ぶはずがない。

経済のことはよくわからんがたぶん資本主義とはそういう事だ。

私は、生まれてこの方自動販売機でネクターを買う人物を見たことないのに、この世には自動販売機でネクターを買う人は存在しているという事実に奇妙な感覚に襲われた。

アンバサは買っている人は見たことあるし、力水買っている人も見たことある。

でもネクターだけはやはり買っている人を見たことない。

 

ネクターを一度でも自動販売機で買ったことがある人を集めたら日本武道館は満員になるのだろうか?

 

「何だそりゃ」と自問自答。思考が少しずれてきたところで、「疲れてるな」と自身の疲労を自覚し現実に思考を戻す。

これ以上思考を重ねても今の私に良いことはないだろうという判断。

 

あと何十年仕事をするかわからないけど、老後はネクターを自動販売機で買う人を探すことを楽しみに生きよう。

朝早起きして自動販売機の近くでボーッとしながらネクターを選ぶ人を待つのだ。

その日までネクターが資本主義を生き抜いてくれることを祈るばかり。