家族ではま寿司に行ってきました。
お寿司はもちろんサイドメニューも美味しいはま寿司。
ダイエット中なのだが、ついつい揚げ物を頼んでしまった。
運ばれてきたのは「なんこつの唐揚げ」
「なんこつの唐揚げはいつ何時も裏切らんなぁ」なんて言いながらなんこつを噛み締めてると5歳の娘がなんこつの唐揚げに付いてきたレモンをペロリとひと舐めしてすごい酸っぱそうな顔をしていた。
そんな娘を見て「レモンなんてめっちゃ酸っぱいのに全世界の食文化に食い込んできててすごすぎんか?めっちゃ酸っぱいのに。めっちゃ美味ければそりゃわかるよ。問答無用で全世界を席巻するだろうよ。でもめっちゃ酸っぱいのに全世界席巻するなんてどうなってるん?」と刹那の思考。
レモンがなければ「唐揚げに許可なくレモン全部かけるやつなんなの?」みたいな擦り倒されたあるあるを聞くことはなかっただろう。
レモンがなければレモンサワーやテキーラにレモンの組み合わせもなくお酒の可能性が狭まってお酒の文化もそこまで広がっていなかっただろう。
レモンがなければレモネードもレスカ(レモンスカッシュ)も存在していなかっただろう。
レモンがなければザ・テレビジョンの表紙は何を持つか困っただろう。
レモンがなかったら世のありとあらゆる文化が存在しなかったと思うと怖くなってしまった。
文化レベルが1段階、いや3段階ぐらい落ちてしまっていただろう。
この酸っぱい果実の可能性に気づいた英雄に感謝するしかない。
ここで思考をはま寿司に戻す。
目の前に皿が積み上がっている。
お腹が十分に満たされたので、ソフトドリンクを飲んでフィニッシュとしよう。
せっかくなので「ゆずレモンスカッシュ」でレモンを堪能する。
「あー爽やか。レモンはやっぱり偉大だな。・・・待てよ。もしゆずが存在しなかったら・・・」
思考が柑橘系でループしてしまう日であった。