今週のお題「引っ越し」
「我は動かんぞ!」
お題が「引っ越し」なのに早速穏やかでない。
現代において一人称が「我」なのが相当穏やかでない。
この「我は動かんぞ!」と言うセリフは私の心の声である。実際に言う可能性もある。
今の所、私が穏やかでない人物という情報しか与えられていないなぁ。
他の情報を与えるとすると、私は今東京のある街に住んでいる。
その街が住む上でとても便利なのだ。
「程よく賑やか」で「美味しい飲食店」があって「大きい商業施設」がいくつかあって、「福祉」の資源もそれなりにある街である。
なので、この地から引っ越したくない。引っ越すにしても同じ街の中での引っ越しにとどめたいのだ。
さて、別にクイズでも何でもないからその街の名を教えよう。
「立川である」
東京都立川市は、「ららぽーと」や「IKEA」「伊勢丹」「高島屋」「ルミネ」「GREEN SPRINGS」「ビックカメラ」「映画館」といった商業施設が多数存在していたり、箱根駅伝の予選会でお馴染みの「昭和記念公園」というめちゃ広い自然を感じられ、子供向けの遊具がたくさんある公園があったり、大きな病院がいくつかあったりと色んな事が一つの街で完結できる街だ。
他の街へのアクセスも良い。新宿には1本の電車で行けるし、住みたい街ランキング常連の吉祥寺なんかは電車によっては12分ぐらいで着く。モノレールも通っていてサンリオピューロランドまでモノレール1本で行ける。
めんどくさがりにうってつけの街。
そんでもってそんなに人が多くないのがまた良い。パリピも都心に比べて少ないし、ビルもそんなに高くない。
ビルが高すぎると威圧感が半端ないからな。新宿の高層ビルは正直引くというか辛い。
だが
そんな立川にも弱点がある。
これがクリアされると最高すぎる街になるのだが、中々難しいようだ。
これに悩んでいる街は立川に限らずとても多いと思う。
日本のほとんどの街がこの問題に直面している。
その問題は、
「そんなにディズニーランドに近くない」
である。
察しの良い人なら気づいたと思うが、ディズニーシーもそんなに近くではない。
めっちゃ遠くないけど、近くではないのだ。
住むところを探す時に「駅が近い」「コンビニが近い」「職場が近い」「学校が近い」という事はみんな気にしているが、意外と「ディズニーランドが近い」ということに関しては無頓着な人が多い。
それもそのはず、不動産屋が「ディズニーランドが近くないと契約してもらえないかもしれない」と思ってかそのような情報は載っていないのだ。
「そんなことより3LDKでっせ、旦那」と誤魔化されてしまう。
それぐらい重要な情報ということだ。
全国の地方自治体が果敢にこの課題に取り組んでいるようであるが、なかなか成果は見られない。ふるさと納税もこの課題にしっかり取り組んでいる自治体にするという選択肢も良いかもしれない。
終始真面目な話になってしまったが、少しでも多くの人が理想的な街に住んで人生を楽しめることを祈っている。
「我はみんなの味方である」
それだけは覚えておいて欲しい。