ブログを始める前に色々とブログについて調べていた時期がある。
その中で日記ブログについて「有名人でもない人の日記ブログなんて誰も見ない」「見られるということを考えずにまずは文字を書く練習で始めるにはいいけど」みたいな意見が多数存在していた。
「ほーん、そんなもんか」
と思ってブログを始めて数ヶ月経つ。
「見るよ!普通に日記ブログ見るよ!」
見ます。
市川海老蔵が見得を切る顔で見ます。
逆に他何見るの?って感じよ。
自分の生活なんてのは基本的な行動は一緒なわけで、刺激というか鮮度はあまりない。
その分、他人の生活や行動というのは新鮮なものばかりだ。
たまにテレビで有名人じゃない人のドキュメンタリーみたいなものをやっていることあるが、結構見れる。
全く知らない人が知らない場所で知らないことをやっているのを見るだけで、自分の世界がほんのちょっぴり広がった気がする。
新聞を読んだりするのも世界が広がるのだが、新聞を読むのは時間がかかりすぎるが、日記ブログの文章量はとても丁度良い。
屋台の焼きそばについてくる紅生姜ぐらいに丁度良い。
面白い話というのはエピソードトークであるし、自分自身の話はオリジナリティでしかないし、熱が伝わってくる。
面白い日記
検索してその人の日記を求めてくるという現象は起こりにくいかもしれないが、日記ブログにはしっかりとしたニーズがあるということだ。
とはいえ、とても面白い日記を書くことは簡単ではない。
ただの説明になってしまうと、なかなか人の感情を動かすことは難しい。
先述したとおり、面白い話というのはエピソードトークであるから「セリフ」を入れたり、感情の動きを表現しないといけない。
逆にいればそれを入れれば後はオリジナルな話になる。
例えば
・焼肉を食べて美味しいと思った。
という文章よりも
・焼肉を食べ「あぁ美味しい・・・。また仕事頑張れる」と自然と声が出てしまった。
の文章の方が、美味しさに加えてその人のパーソナルな部分や感情も伝わりやすくなって感情移入がしやすくなる。
偉そうに書いたが、日記ブログを書いている人は自然か意識してかわからないが、結構工夫している人が多いということだ。
割と心が疲れている時に他人の何気ない一日をなぞるというのは癒しになったりもする。
というわけで「日記ブログ」結構見てますよ。