電車でビジネスパーソン3人が話をしていた。
その中の一人が溢れんばかりの笑顔を振りまいていた。
ぎこちなさのない素敵な笑顔。
怖い。
その笑顔が怖いのだ。
パーフェクトスマイル
私は笑うのが下手だ。
とはいえ仕事の時は笑うのを意識している。
意図して笑おうとして、上手く笑えないという状態だ。
それに比べて笑顔が完璧な人は意図して上手く笑っているわけだ。
心から笑ってないのにそんな笑顔ができる人間が怖いのだ。
その能力の高さから畏怖を感じる。
「気を抜いたらやられる!」っという危機感を感じさせられるのだ。
スマイル0円
そんな私だからマックことマクドナルドは畏怖の象徴なわけだ。
常にスマイル。
昔スマイル0円なんてのも打ち出していたぐらいだ。
だが悩みもある。
マックは畏怖の象徴だが、娘はハッピーセットを食べたいという思いがある。
二つの感情に板挟みにあっているのだ。
ついでに言うと、私はチキンタツタが好きなので、チキンタツタを食べたい葛藤ある。
ただ、妻に頼むことであっさり解決。
支え合い万歳。
マック赤坂さん
スマイルといえばこの人。
「10度、20度、30度!スマイル!」でおなじみマック赤坂さん。
スマイルに関わる人には「マック」がもれなくつくのか?
でもマック赤坂さんは怖くない。
スマイルが下手ということを遠回しに言っているのではない、単純に面白いのだ。
あんなん笑わないの方が難しいわ。
努力の象徴
溢れんばかりの笑顔を勝手に恐れているのだが、それ自体はとても良いことなのだ。
努力の象徴である。
笑顔によっていろんなことが円滑に進む。
上司のよくわからない話を聞きながら、心の中では「チキンタツタ早く食べてぇな」なんて思っていてもおくびにも出さずにスマイル!。
これからもパーフェクトスマイルを見るたびに「すごいなぁ」と思うと同時に「心の中でチキンタツタ食べてぇなって思ってるのかな」と思う続けるのだろう。