スーパー雑記

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イケメン車両の中で震える

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毎日の何気ない電車通勤中。

通勤中の思考はいつも通り。

 

「今日も絶賛仕事嫌だぜぇ。ワイルドだろおぅ?」

 

クソみたいなスギちゃんが頭の中に現れていたが、電車の中に少し違和感。

「なんか変だな。祝日か?いや違うな」

スギちゃん思考から違和感を探す思考にシフトチェンジして数十秒後に気づく。

 

 

 

「この車両・・・イケメンが多い」

 

イケメンが多かったのだ。

普段はもっとスーツを着た疲れ人が多いのだが、なぜかこの日はイケメン車両となっていた。

 

「これから出勤の俺に何の嫌がらせだ?」という思考も程々に自分の働く組織について考えていた。

 

「そういや、うちの組織ってそれなりに人がいるのにイケメンが一人もいなくないか?」

凄いことに気づいてしまい震えてしまった。

我が組織はイケメンがたった一人もいないのだ!

どいつもこいつも全くイケメンでない。

私が保証する。

凄すぎる。

 

それに対してイケメン気取りはまぁまぁいる。

まぁ悪いことじゃないんだけど。

きつい。

 

この後に待ち構える仕事と相まって溜息が出てしまった。

こんな気持ちにさせるなんてイケメンは罪だなと思いながら、イケメン車両を降りる。

なぜかすでに満身創痍になっていたため、レッドブルを飲んで職場へ向かった不思議な日であった。

 

 

ちなみにだが、スギちゃんに似ている人は一人だけいる。