私は「スカル」柄の衣服とかアクセサリーが大好き。
「スカル」が女子受けしないのなんての100も承知である。
奇跡的に結婚もしてるし、思う存分スカルを楽しめる。
と思っていたが現実はなかなかそうはいかないのである。
妻と娘のファッションチェック
外出する時、当然ながら着替えるのだが意気揚々とスカルファッションでキメて「さぁ出かけよう!」って家族に言うと妻と娘から間髪入れず「パパ着替えて」と服のチョイスのやり直しを命じられる。
しばらく聞こえない振りをしてやり過ごそうとするのだが、なかなか難攻不落。
仕方なく無難な服に着替えることで外に出ることを許可される。
量産型のメンズとなって初めて解き放たれるのだ。
さらに言うと、スカルだけではない。
ストライプのズボンにボーダーのシャツを合わせて「線ばっかりコーデ」を面白いだろうと思って着て見るも却下される。
その他の様々なチャレンジをして傾向と対策の結果を分析すると、どうやら我が家の女子は面白さを求めていないようなのだ。
笑いの感覚
妻と娘はお笑いが好きだ。
なので面白いのが嫌いなわけではないはずである。
ここで、妻の笑いの傾向を調べて見る。
妻の好きなお笑い芸人は「バカリズム」とか「千原ジュニア」とか「麒麟の川島」とかが好きなのである。
しっかり面白いお話が出来るタイプである。
一方あまり好きでないお笑い芸人は、「ホリケン」「ハリウッドザコシショウ」とかの少し奇抜というかインパクト系があまり好きじゃないみたいである。
私は「ホリケン」とか「ハリウッドザコシショウ」がもがきながら表現するお笑いが結構好きなので、ここのズレがファッション門番に引っかかる原因なのであろう。
門番対策
ファッション門番に引っかかる原因がわかったのはいいが、事態は劣勢だ。
結局は量産型の無難な服を着続けなければ外に出られぬのだ。
対策=敗北なのだ。
だが新しい希望も見えてきてないわけでもない。
妻は「鬼滅の刃」が好きなのだ。
「鬼」と「スカル」似て非なるものだが、うだうだと理屈をつけて「スカル」は「鬼滅の刃的なものなんだ!」と納得させられなくても諦めさせれば勝ちである。
ということで試してみた。
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ダメだった…。
「つーか鬼来てもダメだし」で一蹴された。
今日も量産型メンズとして元気に生きる。