今週のお題「やり込んだゲーム」
大富豪。私は大富豪。
突然富豪になった宣言をしたのではない。
やり込んだゲームって考えると、なかなか悩むのだ。
いわゆるテレビゲームでまず考えると、「それなりにやった」ゲームはいくつか挙がるが「やり込んだ」になると検索が0になる。
やり込んだというと他人と比べてかなりやっているもの。
ゲームが下手なのもあって見つからない。
なのでテレビゲーム以外で他人よりやり込んだもの、得意なもので考える。
そうすると浮かび上がるのが「大富豪」
繰り返すが、私の所得が増えたわけではない。悲しい。
トランプの大富豪のことだ。
大富豪は小学生の嗜み
はっきり言おう。私は大富豪が強い。
この私の大富豪強い宣言を受けて「俺の方が強いぜ」「私の方が強いよ」って言ってくる人とは対戦しない。
実力がバレるのが怖い。わりぃ。
私は義務教育中に大富豪ばっかりやってた。
正確に言うと、小学校の時にかなりやっていた。
革命の本来の意味などわからずに革命を頻発させていた。
栃木県の田舎の小学生が革命を何度も起こしていたと考えるとシュールな図。
大富豪の最大の見せ場
大富豪ばっかりやっていると普通に勝つ事に刺激がなくなってくる。
革命も起こりすぎて国がめちゃめちゃだが、日常茶飯事である。
そんな中、なかなか起きないこと、刺激がある勝ち方というのがある。
スペ3だ。
スペードの3のこと。
ローカルルールだったりするが、ジョーカーに勝てる唯一のカードと設定されるのが、スペードの3、通称「スペ3」
貴重なカードではあるのだが、活躍の場が以外と少ない。
大富豪をある程度やりこむと、ジョーカーを単独で出すという行為の危うさがわかる。
そりゃそうだ。スペ3で返されるのだ。
スペ3が場に出たのを確認しないとジョーカーを単独で出せない。
それでも場にジョーカーがルールの妙で単独で出る事がある。
そのルールとは「ジョーカー上がり禁止」
ジョーカーを使った上がりが禁止のルール。
後半までジョーカーを手元に置いておいたが、組み合わせの妙でジョーカーを単独で出さないと負けが確定してしまう局面がある。
そこで出てきたジョーカーに対して、スペ3をぶつける。
こんな気持ちがいい事はない。
ポイントはすまし顏で出す事だ。決してドヤ顏で出してはならない。
スッと出す。
「なんかありあしたか?」「今日もセミが鳴いてますね」ぐらいの日常感を出してスッと出す。
相手の「そりゃそうですよね」「わかっていましたが」ぐらいの悔しそうな顔を見るのが大富豪においての醍醐味。
俳優を目指す人へ
逆にスペ3出されると「そりゃそうですよね」「わかっていましたが」ぐらいの悔しそうな顔が自動的に作り出されるため、めっちゃ悔しい。
俳優を目指している人は一度経験してみると「そりゃそうですよね」「わかっていましたが」ぐらいの顔の作り方がわかるので、勉強になるはずだ。