ひやひやする。
昨今のこの情勢に。
塩だけで漬けた塩分のパーセンテージがすこぶる高い梅干しを欲する私としては、焦りが止まらない。
くまのプーさんを直視することができない。
スーパーに見る梅干し勢力図
8割。
梅干しコーナーの8割がはちみつ漬け梅干しで埋まっている。
残り2割の椅子をしそ漬けか塩漬けが争う展開。
もう梅干しのスタンダードがはちみつ漬けなのよ。
今マジカルバナナしたら「梅干しと言ったら甘い!」が成立してしまう。
昔ながらのすっぱい、しょっぱい梅干しがマイノリティなのだ。
これは危機感を覚える。
アンチエイジング
はちみつ漬け梅干しは、アンチエイジングの効果が塩漬けの梅干しより高いらしい。
聞きたくなかった情報である。
なんとかこれからも隠し通して欲しい情報だ。
スーパーの梅干しの購買層はやはり主婦の方が多い。
美に聡い主婦の方々は、はちみつを選ぶに決まっている。
市場原理とはよくできているものだ。
市場原理の使い方これであってる?
塩漬けの梅干しの利点
はちみつ漬け梅干しと比べてアンチエイジングの点では塩漬けの梅干しが負けたわけだが、塩漬けの梅干しの方が優れている事柄もある。
「めっちゃ美味い」ことだ。
フランス辺りから「それってあなたの感想ですよね?」って意見が飛んできそう。
でも塩漬けの梅干しはめっちゃ美味いの一点勝負。
「めっちゃ美味いだけじゃ弱くない?」って思われそうだがめっちゃ強い。
「塩漬けの梅干しはちみつ漬けよりアンチエイジングの効果薄いんだって」に対してカウンターが出せる。
「でも美味くない?」である。
合法で美味いのである。
世の中には法律で罰せられるし、健康にも悪いけどやめられないものがある中でなんと平和なことか。
手を取り合って梅干し界を支える
なにもはちみつ漬け梅干し派と対立しようとは思ってもいない。
同じ梅干し好きの仲間だ。
共に梅干し界を支えあっていくのだ。
L’Arc-en-Cielでhydeが好きかtetsuyaが好きかみたいな問題だ。
…ん?L’Arc-en-Cielって「HONEY」歌ってるな…。
さては、はちみつ派か?
そりゃ勢力拡大するわけだ。