先日、美容室に行ってきた。
美容室までの移動は億劫だけど、シャンプーが気持ちいいので美容室は好き。
ヘッドスパとか行きたい。
私は、今でこそ美容室になんでもなく行けるけど、昔は自分の中で「美容室に行く」というのはハードルが異様に高かった。
「髪型の頼み方がわからない」というのと「恥ずかしい」というのが主な理由。
この二つの理由はリンクしている。
雑誌の切り抜きや写真を持って行って「こんな風にして下さい」と頼む方法があるが、まずこれが「恥ずかしい」
私は基本的にhydeになりたいのでhydeの切り抜きを持って行くこととなる。
Tips:hydeとはL’Arc-en-Cielのボーカル。めっちゃかっこいい。
私は美容師さんがそれを見て「お前がhyde?」って嘲笑う気がして「髪型の頼み方がわからない」に繋がってしまう。
hyde以外の選択肢を取るとなると、長瀬智也、窪塚洋介という選択となるが、恐らく上記と同様のことが発生する。
hyde、長瀬智也、窪塚洋介であれば問題はないのだが、世界の大半はhyde、長瀬智也、窪塚洋介ではない。
切り抜き持ってく方法は、封じられた。悲しむことはない。
昔の私はこの状態に陥り、美容室のハードルが果てしなく高くなってしまった。
悩みながら伸び続ける髪の毛...。
そんな同じ悩みを持っている人が少しでもいると信じて、この呪文を授ける。
「ツーブロック」で。これでOK。
Tips:ツーブロックとは、横と後ろを刈り上げて、頭の上の方の長い髪を短い部分に被せたヘアースタイル。
補足すると刈り上げる部分を何ミリで刈るかを聞かれるので、6ミリと答えると良い。
なんでツーブロックが良いのか。
まず単純にツーブロックにする人が単純に母数として多い。
よく聞く何気ないオーダーということは美容師さんもそんなに構えない。
「いつもとあまり変わりない職場の雰囲気だな」と油断するはずだ。
ただ、油断したのを良いことに、調子に乗って小粋なトークをかまそうとしないようにだけは注意した方が良い。返り討ちに合う。
これが初手で変わった髪型の頼み方だと警戒される。
Tips:美容師さんは基本的に良い人です。H⇔Rが自意識過剰なだけです。
個性の出せる髪型は一度美容室に踏み入ることが出来てから、チャレンジしよう。
自分に似合う髪型は少しずつ見つけるのが吉。
髪型のオーダーが無事に済んだら、あとは美容師さんにおまかせ。
カットが終わってすっきりしたらスタバでも行って優雅に過ごそう。
髪型の頼み方と似たような悩みにスタバでの注文の仕方もハードルが高いというのもあるが、スタバの場合は「ソイラテのトールサイズで」を唱えるとOK。
品名が長いドリンクを頼む時は、滑舌をよくして練習してから望もう。