最近、身体が味噌ラーメンを欲する。
昔はあまり好きじゃなかったのに今は1番好きなラーメン。
私が年を重ねて味覚が変わったからなのか、世の味噌ラーメンのレベルが上がったからなのか味噌ラーメンが好きになった理由はわからないが今回味噌ラーメンがなぜ美味いのかを探っていく。
年齢が関係してる?
人間は、大部分が舌に存在している味蕾(みらい)という器官で味を感じている。
そして、悲しいことであるが年を重ねていくとこの「味蕾」の数が減少していく。
これがいわゆる「大人になると味覚が変わる」と言われることの理由だ。
私は、子供の頃味噌ラーメンが好きではなかったが、大人になって大好きになったので年齢が関係しているんじゃないかとまず考えたわけだ。
だが、まずこの「大人になると味覚が変わる」ということで味噌ラーメンが美味く感じるようになったという説を否定させて頂く。
なぜなら私の娘(6歳)が味噌ラーメンが大好きだからなのだ。
定期的に「何食べたい?」と聞くと「味噌ラーメン」と答える可愛い娘。
もう一つ年齢が関係していることについても触れておこう。
「年を重ねて油っぽいものが食べられなくなった・・・」
こんな言葉を一度は聞いたことがあるのではないだろうか?
この理由としては、年を重ねるとともに消化器の機能が少しずつ衰えて脂肪の分解に時間がかかってたくさん食べられなくなるということが挙げられる。
「そういや味噌ラーメンの脂質は多いのだろうか?」と一つの疑問。
まぁお店によって脂質の量は違うと思うので、正確な結論を出すことはできないが様々な味のラーメンを日本に提供してくれている日清さんのカップヌードルで比較していきたい。
というわけで2022年7月16日時点のカップヌードルの公式サイトより栄養成分の中から脂質を抜粋し比較だ。勝手にオーソドックスな味をセレクトした。
カップヌードル味噌:脂質18.1g
カップヌードル:脂質14.6g
カップヌードルカレー:脂質20.4g
カップヌードルシーフードヌードル:脂質13.6g
カップヌードルチリトマトヌードル:脂質15.4g
カップヌードルしお:脂質16.8g
カップヌードル辛麺:脂質17.0g
味噌2位!
カップヌードルの中では脂質が高いということに驚いた。
美味しいものは脂質と糖で出来ていると言うが、味噌の美味さの秘密に少し近づいた気がする。
もちろん、先述した通り正確な結論を出せるものではないので参考までに。
まぁ年齢はあまり関係なさそうである。
「味噌ラーメン」自体のポテンシャルにやはり秘密がありそうだ。
味噌の力?
さて、味噌ラーメンの特徴といえば味噌だ。
となれば味噌が旨さの秘密なのではないかと考えるのが普通である。
ここで味噌のポテンシャルを整理していきたい。
味噌は日本人に馴染みのある発酵食品。
一口に味噌といっても色んな種類があるが、基本的には大豆と穀物、塩、麹を使って発酵させる。
そして、大豆のタンパク質が分解されてうま味成分のグルタミン酸を中心としたアミノ酸を含んだ味噌が出来上がるのだ。
このうま味成分のグルタミン酸だけに注目すると、実は「醤油」もグルタミン酸が豊富なのだ。
だから醤油ラーメンも美味いのは納得なのであるが、味噌が抜きん出る理由にはならない。
もちろんグルタミン酸だけがうま味の決め手ではない。
味噌は他の甘味や塩味のバランスも良いと言われているので、美味しさにつながっているのだろう。
そして、私が味噌ラーメンが大好きなのはただの好みの問題だろう。
結論
味噌ラーメンはなぜ美味いのか?
それは
味噌が美味くてバランスが良いから!
あとお店の努力!
と言うわけで特に真新しい結論にならなかった。
それぞれ好きなラーメン。
好きな食べ物を楽しもう。
日本に生まれて良かったー!!