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映画「十二人の死にたい子どもたち」感想

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見てみたい映画は多いんだけど、大人になって2時間近い時間を使うと考えると中々「見るぞ!」って気持ちになれずに結局何をするでもない無駄な時間を過ごしてしまうことを繰り返していた。

だが!ついに!何があったわけでもないが、Netflixで映画を見る決心をしたぞ!

 

というわけで

「十二人の死にたい子どもたち」を見た!

 

結論から言うと面白かったよ!

 

 

原作

この作品は冲方 丁(うぶかた とう)さんの小説が原作になっている。

冲方 丁・・・

 

知らない!

 

無知ですみません・・・。

調べたらめっちゃ賞取ったりしてるから知らない私の方がマイノリティなはず。

こうやって知らない作家さんを知るのも楽しいですなぁ。

 

 

 

キャスト

・高杉真宙

・渕野 右登

・古川 琴音

・橋本 環奈

・新田 真剣佑

・黒島 結菜

・杉咲 花

・萩原 利久

・北村 匠海

・坂東 龍汰

・吉川 愛

・竹内 愛紗

・とまん

 

 

・・・ちょっとしか知らない!

 

みんな演技上手いのにちょっとしか知らない・・・。

いかに自分がエンタメに離れていたかがわかる。

ちなみに監督は、堤 幸彦さん。

もちろん知らない。

 

というわけでいいか悪いかほとんど情報がない状態で作品を楽しむこととなった。

 

 

 

感想

そもそもなぜ数多ある作品の中で、この「十二人の死にたい子どもたち」を観ようかと思ったのか。

 

ズバリ、タイトルである。

「十二人の死にたい子どもたち」

「えっ!十二人いるの?!十二人いるのは確定なのね?えっ!死にたいの?子どもなの?どうなっちゃう感じ!?」

 

こんな感じでなんかワクワクしたのだ。

これがもしタイトルが「青」とかだったら「んーなんかいい話な感じなんかなぁ」ぐらいの心の動きで見なかっただろう。

 

シンプルなタイトルが悪いわけじゃないが、私みたいな単純な人間には惹き寄せられるタイトルはワクワクが増えて嬉しい。

 

そんなわけでワクワクして見始めて見終わる。

 

 

優しい。

優しいですねぇ〜。

 

見る人に優しい映画。

ミステリー物なのですが、私みたいな思慮深くない者にも「ん?今の発言ちょっと変じゃない?そう思わないか灰原」と些細な違和感を感じさせて名探偵気分を味合わせてくれるのだ。

登場人物それぞれの行動もきちんと筋が通ってて「え?何それ?」という行動がなくて見終わるととてもスッキリする。

2時間近い時間でも退屈せずに色々自分なりの推理を考えて、真相を知って「そうだったのね!」と腑に落ちる良い時間を過ごすことができた。

 

また、死にたい子どもたちそれぞれの思いに共感する部分が自分の中にもあって、彼ら彼女らが身近な存在に感じられたのが、自分にとってはとても良かった。

自分の中の承認欲求と子どもたちの承認欲求がリンクしたなぁ。

 

というわけで、「何か観ようかな」「何観ようかな?」ともし迷っていたら「十二人の死にたい子どもたち」を選択肢に入れて見てはどうだろうか?