スーパー雑記

森羅万象のコラム

待つ力のない男

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自分に欠けてる能力なんて考えればいくらでも出てくるから嫌になるが、最近私に圧倒的に足りてない能力が判明したので報告する。

ズバリ「待つ力」である。

 

 

「待てる待つ」と「待てない待つ」

一言に待つと言っても様々な「待つ」場面がある。

「待つ力」が足りないとは言ったが、待てる場面ももちろんある。

例えば、友人との待ち合わせとかにおいて相手が遅れてきた時に私は圧倒的に待てる。

待っている時間にウロウロしているということもあるが、5時間待った挙句友人が来れなくなっても全然問題ない。

ボーっとしているのが苦じゃないし、「こんな時だからこそ」と思って普段入らないようなお店に入ったりもするだろうから退屈しない。

そんな自負もあって待てる力は人並みには備わっていると思っていたのだが、大間違いであった。

私にも待てないものが存在した。

それは「人事」である。

 

私のモチベーション

私は、はっきり言うと、仕事が嫌いである。

別に仕事が上手くいってないわけではないが、疲れるし、楽しいことをたくさん出来る方が幸せだなと思うからだ。

こんな甘い思考の私であるが、仕事は仕事と割り切っているため手は抜かない…というか手が抜けないので疲れて仕事が嫌いになるという見事な負のループが生まれている。

そんな私の仕事に対するモチベーションを左右するイベントが年に一度行われる。

 

それが「人事」である。

私が仕事で評価されたか評価されてないかを測る指標としているのは、「人事」に他ならないからだ。

私も人間なので承認欲求が高いが、同時に疑り深い。

表向きはいい顔して陰口を言っている人間を何人も見てきてしまった。

そのため、上司からのその場の褒め言葉は偽りの可能性が拭いきれない。

そんな中、確固たる評価として確立しているのが「人事」なのだ。

ただ、この人事において、無闇矢鱈に昇進したいわけではない。

正直、私の働きぶりが悪ければそれをきちんと評価された人事であれば文句などない。

他の人についても同様である。

いい働きをしている人物を評価しない人事であると不満が爆発する。

そんな色んな感情が渦巻く人事であるが、今まではそれなりに待てた。

2021年度から急に待てなくなった。

理由は単純である。

「やりたいことが見つかったのだ」

私は今の組織で働き始めて10年以上になるが、今までやりたいことなんて見つからなかった。「この部署には行きたくない」とかそんなことばっかりを考えていた。

やりたいことが見つかるともう大変である。

私の働く組織の人事は基本、年に1回。

 

「なげぇって・・・」

 

1年ってマジ長い。

そもそもやりたいことをやれる配属になんて、なるかわからないというかならない可能性の方が高いので、1回の人事でチャンスを逃すとまた1年待たないといけない。

気が遠くなる。

おせち食べて、豆撒いて、ひなあられ食べて、桜見て、連休でもないゴールデンウィークを過ごして、娘の誕生日祝って、汗だくになって、別に連休でもない夏休み過ごして、別に連休でもないシルバーウィークを過ごして、外食の新メニューきのこばっかりで嫌だなぁとか思って、キティちゃんの誕生日だなとか思って、妻の誕生日を祝ってやっと1年。

 

「1年は長いっすよ・・・」

 

 

もう一つの待てないこと

私にはもう一つ待てないことがあったのを思い出した。

それは「味噌」である。

ある時、知り合いが作った味噌をたべさせてもらう機会があり、驚くほど美味しかったので、一時期自分で味噌を作ってみようかなと思い立ったことがある。

「ぬか漬けみたいなもんだろう。長くて1ヶ月ぐらいで出来るのかな?」

なんて思って調べてみる。

 

「約1年ぐらいで出来ます」

「1年は長いっすよ・・・」