9月中旬に開催を予定しておりました氣志團万博2021ですが、今年の開催を断念する事といたしました。
— 【公式】氣志團万博 (@officialbanpaku) 2021年7月22日
開催を楽しみにされていた皆様には、残念なお知らせになってしまい深くお詫びを申し上げます。
開催断念に伴い、氣志團 團長・綾小路 翔からのコメントを発表いたしました。https://t.co/AHYLawdMbX pic.twitter.com/u9Qf3TXgp9
我らが氣志團 團長・綾小路翔の英断。英断というかかっこいい。
なんでかっこいいのかって氣志團万博のテーマとか理念をしっかり持って考えや行動、発する言葉が一貫しているからだ。
「芯がある」とか「ブレない」といった言葉で形容される人物は素敵だ。
「何がなんでもやればいい」という思考は周りを振り回す。
私は何度か氣志團万博に参戦した。
行くたびに最高の思い出を作ってくれる。
つんく♂さんが病気はありつつまだ声が出ていた頃だった。
シャ乱Qはもちろん知っていた。
有名な曲は多いし、テレビ番組にもたくさん出ていた。
だが特別なファンではなかった。
氣志團万博は様々なジャンルのアーティストが参加する。
アイドル・ロック・メタル・スカ・Jポップなどなど。
様々なアーティストのファンが集まるので、アーティストのステージごとにファン層が違って盛り上がり方も様々。
そんな中シャ乱Qの出番となった。
名曲のオンパレードでステージ周りがかなり湧く。
そりゃファンが集まってるんだからステージ周りがかなり湧くのは他のアーティストでもよくあることだ。
シャ乱Qが他のアーティストと決定的な違いを見せたのはラストの曲「ズルい女」
「ズルい女」のイントロが流れた瞬間、会場全体が湧いた。
ステージ周りではない。会場全体。袖ヶ浦海浜公園にいる人すべてが湧いた。
物販のスペース、休憩スペース、フードスペースすべてで歓声が起きた。
鳥肌がたった。シャ乱Qの凄さを目の当たりにした。
こんな体験をしてから、このエピソードをことあるごとに人に話す。
感動と凄さを共有したいのだ。
”今出来ることの限界までやり切ったとしても、それは「氣志團万博」の形を成していない”
というのは、そういう感動を体験できるものとなっていないということなのだろう。
しっかりと判断して決断してくれた翔やんに感謝。
氣志團万博の中止で不安になったのは来年以降の開催。
これで終わりになってしまうのではないかという不安。
そんな不安に答えるように翔やんは来年の開催を約束してくれた。
妻と娘と一緒に氣志團万博に行くのが私の夢。
まだ、夢は繋がりそうだ。
「何がなんでもやればいい」というのは理解してても中々出来るものではない。
改めて翔やんが好きになった。
あと急に全く関係ない話だけど、色んなテーマを掲げているが「何がなんでもやればいい」という考えがきっとないであろう東京オリンピックが始まるな。